初心者にもおすすめ!FXチャートの分析方法について

FXには過去の為替相場の流れを分析し、次の為替の流れを予測する「チャート分析」という手法があります。
このFXのチャート分析は「テクニカル分析」とも呼ばれ、FXトレードを行う際には必ずと言っていいほど必要になってくるもの。

チャート分析には、さまざまなパターンがあり、これを理解しておくと為替の流れも把握しやすくなります。
まずはどのような分析パターンがあるのか、FXチャート分析の基礎について解説していきます。

FXの基本!チャート分析をご紹介

FXチャート分析とは、為替の動きをグラフに表したものであり、過去の為替のデータを視覚的に見ることによって今後の為替の動きを分析する際に使用されます。

FXチャート分析には、主に「トレンド系指標」と「オシレーター系指標」と呼ばれる分析方法があります。

トレンド系指標(順張り)

FXのトレンド系指標とは、為替市場の全体的なトレンドを見極めるFXのチャート分析方法。
※トレンドとは…相場の方向性

現在のトレンドが、上昇トレンドなのか下降トレンドなのか、始まったばっかりなのか終わりそうなのか、どのくらいの強さなのかを判断しなければなりません。
一時的な相場変動に惑わされたくない場合などの、中長期的なFX取引の予測に使われます。

トレンド系テクニカル指標で代表的なのが、

移動平均線
一目均衡表
パラボリック
ボリンジャーバンド

オシレーター系指標(逆張り)

FXのオシレーター系指標とは、為替相場の価格水準と関係なく「買われすぎ」「売られすぎ」の状態を判断するFXチャート分析方法。その反発を予測して利益を得る指標です。
FX相場の強弱をはかるための、細かい分析方法としても使われます。

オシレーター系テクニカル指標で有名なのが、

RSI
ストキャスティクス
DMI
MACD

トレンド系指標

FXのトレンド系指標の代表的な4つをご紹介していきます。

移動平均線

移動平均線は、世界でもっとも使用されているFXチャート分析です。
過去の一定期間の値(基本的に終値)の平均値をだして、それを繋いだ線のことを指します。

過去の平均の指数を出すことによって、現在のトレンドが「上昇トレンド」なのか「下降トレンド」なのか判断できます。

FX初心者は、まずはこの移動平均線を抑えておきましょう。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、先ほどご紹介した移動平均線に統計学を加えて考案された手法。

よく言われているのが、受験の「偏差値」のイメージのようなもの。
移動平均線を中心(平均)として、そこからどれくらいの値動きがあるか表され、値がどの範囲に収まるのかを見て相場を判断する手法です。

一目均衡表

一目均衡表は、日本人の一目山人氏(細田吾一)が考案した、日本発のFXチャート分析になります。
特徴は、他のチャート分析が「お金」に着目しているのに対し、この一目均衡表は「時間」に着目して考えられているということです。

一目均衡表には「転換線」「基準線」「先行スパン1」「先行スパン2」「遅行スパン(遅行線)」の5つの線と、「雲」と呼ばれる帯があります。
これらの要素の位置関係を見て相場を予想する分析方法になります。

かなり奥が深く難解な分析方法のため、完璧に理解できる人はほとんどいないとも言われています。
しかし、基本的なポイントを掴めば活用することも可能な分析方法なので、ぜひ勉強してみてください

パラボリック

パラボリックとは、SAR(ストップ&リバースポイント)と呼ばれるラインを用いて、相場のトレンドの転換を確認する指標で、トレンドが大きく変動した際に強いと言われています。
反対に、トレンドが無い相場ではあまり機能しません。

描かれた放射線(SAR)と、実際の為替が交差するポイントを確認し、その期間のなかで「買い」と「売り」を行う指標です。

オシレーター系指標

FXのオシレーター系指標の代表的な4つをご紹介していきます。

RSI

RSIは、「Relative Strength Index」の略で日本語で「相対力指数」と呼ばれます。
世界的に人気があり、FX初心者にも比較的分かりやすいFXチャート指標になっています。

買われすぎ」と「売られすぎ」を数値化して、相場がどちらに傾いているかを判断する指標です。
基本的には、指標が70%以上を「買われすぎ」の売りサイン、30%以下で「売られすぎ」の買いサインと判断する簡単な考え方です。

ストキャスティクス

ストキャスティクスも、先ほどご紹介したRSI同様に「買われすぎ」と「売られすぎ」を判断する分析方法です。
%K、%D、SLOW%Dと呼ばれる指標で表され、RSIが一本のラインに対して、ストキャスティクスは二本のラインで位置を示します。

また、RSIよりも上下に振れやすく、より感度の高い分析をする際に有効とされています。

MACD

短期の移動平均線と中期の移動平均線の2本を使用し、相場の流れを判断する指標がMACDです。

MACDは、「Moving Average Convergence Divergence(移動平均収束拡散法)」の略で、「マックディー」と呼ばれています。
オシレーター系に分類してはいますが、実はトレンド系の側面も。

ゼロラインを中心に、MACDの上に表示されているか下に表示されているかで相場のトレンドを判断します。

DMI

DMIは、RSIの弱点を解消するために作られた指標と言われています。
計算式が難しく難易度も高いですが、その精度は高く人気のある分析方法になっています。

このDMIは、当日の高安が前日の高安と比べてどちらが大きいか見極め、価格の変動から相場の強弱を読む手法です。

FXのチャート分析に完璧な予測はない!ダマシに注意

FXチャート分析を行う際に、注意してほしいのが「だまし」。
「だまし」とは、FXのチャート分析をする際によく使われる言葉で、「売り」や「買い」のサインが出たものの、サインとは逆の動きをすることです

チャート分析によって予測される売買ポイントは、世界の多くのFXトレーダーが狙っているポイントでもあります。

多くのトレーダーが注目している動きを利用して、その逆張りを行うトレーダーも存在しているので、この「だまし」という現象が起こるのです。

FXのチャート分析において「だまし」に対処するには、他のチャート分析と組み合わせてみたり、タイミングをずらしてみたりという冷静に対応することが大切です。

ファンダメンタルズ分析での確認も重要

FXには、「テクニカル分析(チャート分析)」の他に、世界の流れや経済状況などを利用して為替の動きを予測する「ファンダメンタルズ分析」と言うものがあります。

FXのチャート分析は、過去の為替データに基づくものなので、売買ポイントが最善か予測することには役立ちますが、未来の相場を反映できないというデメリットがあります。
一方で、ファンダメンタルズ分析は、未来の大筋の流れは読み取れるものの、どこのポイントで売買するべきなのか、細かい判断はつけにくいと言われています。

FX取引で為替を分析する際は、チャート分析でのチャートの動きだけではなく、各国の情勢や経済の動きなどを読み取るファンダメンタル分析を併用し、うまく売買に役立てることが必要になるのです。

チャート分析に適したFX会社

FXのチャート分析の種類や注意点についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介したチャート分析は、FXトレードを行う際にとても重要な知識になります。
いろいろな種類があり慣れるまでは難しいとは思いますが、是非活用しながら覚えていってください。

そして、本文にも少し書きましたがFXのチャート分析は万能なものではありません。
それぞれのチャートの特徴や見方を理解して、その場に適した分析法を組み合わせることで、有効な利用方法になります。

さまざまな組み合わせを試行錯誤しながら、チャート分析の幅を広げていくことをおすすめします。

また、FXのチャート分析に欠かせないのが、高いスペックのチャート機能。
チャートの見やすさも重要です。

下記のページでは、チャートの見やすさでも人気のFX会社ランキングをご紹介しています。

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